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乳腺外来・甲状腺外来

毎週火曜日

9:00~13:00

15:00~17:30

(最終受付17:00)

第1・第3・第5土曜日

9:00~13:00

 

午後は予約のない方も診察できます。

当日のご予約はお電話にて承ります

検診・検査のご案内

乳癌は、近年では20代~30代に発病することも多い病気です。市町村の検診対象は40代からが多いのですが、若い年代から早めに検診を受けることが重要です。しかし、乳腺のご病気のほとんどは乳腺炎・乳腺症などの良性疾患が多くみられます。もし乳房周辺のしこりや痛み・腫れ、乳頭からの分泌物など、気になるお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。ご安心頂けるよう丁寧な説明を心がけております。

甲状腺疾患では、疲れやすく感じる・今までと違う体の調子の悪さ・少しのことでイライラする・熱くないのに汗が出る・じっとしていても動悸がする、食べているのに体重が減ってきた…など不定期な不調から、更年期のような症状が現れることがあります。この病気は、はっきりとした症状がないまま進行していくことが多いため、いちど甲状腺ホルモンの検査をお受けになることをお勧めします。そのほか、気になる体調の変化があった場合にもご相談ください。

※予約外でお越しの方は、予約の方が優先となりますのでご了承ください。当日のご予約はお電話にて承ります

 午後も予約なしでも診療可ですが、ご予約も可能です。お電話にてお問合せください。

 診療内容によっては順番が前後することもありますのでお時間に余裕をもってお越しください

再診のご予約はお電話で承っております。 027-322-7027(診療時間内のみ受付)

当日来院希望の場合は、ご来院の前にお電話をいただけますとその時の混雑状況をご案内できます。

ご予約の際に発熱、のどの痛み、せき・息切れ、強いだるさ(倦怠感)など症状がある方は、

当院を受診する前に、かならず電話でお問い合わせください。

 

 

乳腺・甲状腺・内分泌疾患担当の武山 浩です。

大きな病院はどうしても待ち時間が長く、場合によっては1回の診察を受けるために何時間も待たなければなりませんが、当院は待ち時間はできるだけ短く、ゆっくりと時間をかけて診察・治療を受けていただくことができます。

外科・内科のほか、乳房のしこりや腫れや痛み、甲状腺の様々な疾患について診療を行っております。

また、健診や他院で異常を指摘されて不安だ、どうしたらいいかわからないなどのご相談もお受けしております。

詳しい検査や手術が必要になった場合も、高崎総合医療センター乳腺内分泌外科、東京慈恵会医科大学乳腺甲状腺内分泌外科、前橋赤十字病院、群馬大学などと病診連携を持ち乳腺と甲状腺の専門的な診断、治療を行っております。

​担当医:理事長 武山浩

(慈恵医大大学院医学研究科教授

附属病院乳腺内分泌外科診療部長)

1983年 東京慈恵会医科大学 卒業

1987年 米国ハーバード大学医学部 リサーチフェロー

1992年 東京慈恵会医科大学第一外科学教室助手

1996年 東京慈恵会医科大学外科学講座第一講師、診療医長

2009年 東京慈恵会医科大学外科学講座准教授、乳腺・甲状腺・内分泌外科診療部副部長

2014年 東京慈恵会医科大学外科学講座教授、乳腺・甲状腺・内分泌外科診療部部長

2017年 東京慈恵会医科大学附属病院乳腺甲状腺センター長

2021年 東京慈恵会医科大学 直属臨床専任教授、乳腺・甲状腺・内分泌外科診療部医長

 

 

 

 

 

 

·         日本外科学会 指導医・専門医

·         日本乳癌学会 指導医・専門医

·         日本内分泌外科学会(甲状腺、副甲状腺、副腎、脳下垂体疾患)指導医・専門医

·         日本甲状腺学会 甲状腺専門医

·         日本消化器内視鏡学会 専門医

·         日本消化器外科学会 認定医

·         Membership of The Society of Surgical Oncology(SSO)

·         Membership of American Society of Clinical Oncology (ASCO)

·         Fellow of American College of Surgeon (ACS)

乳腺の病気

乳腺外来を受診される方の症状の90%は乳房内のしこりで来院されます。そのほかの症状としては痛み、乳頭からの分泌物などです。症状のある方は乳癌を御心配になって来院されますが、しこりの80%以上は良性のものであり経過観察で充分であるものがほとんどです。

乳腺の病気として頻度の多いものは良性では乳腺症、腺維腺腫、のう胞症、膿瘍などがあり、まれに悪性のものとしては乳癌、葉状腫瘍の一部、肉腫などがあります。このように乳腺の病気も多岐にわたるため、乳腺の診察としては、しこりが良性か悪性かを診断することが重要となります。

当院での診断方法としては、触診と超音波検査(エコー)、疑わしい場合には細胞を取って検査をする「穿刺吸引細胞診(FNA)

」または「針生検(CNB)」を行っております。この検査は診察時に行うことができ、月経など患者様とのタイミングが合えば特別な予約は必要ありません。検査は15分から20分ほどで終了し、すぐに帰宅することができます。その後、後日検査結果を聞きに来ていただく流れとなります。
 

もし乳腺にしこり、痛み、乳頭からの分泌物などの症状を自覚されましたら、お早めに当院を受診されることをお勧めします。

甲状腺の病気

甲状腺の病気としては大きく分けてホルモンの分泌が異常となるものと、ホルモンの分泌は正常ですが、甲状腺にしこりができるものがあります。ホルモンの分泌が多くなった状態を甲状腺機能亢進症(バセドー病)と呼びます。この病気は自己免疫疾患の一種と考えられています。

 

症状としては、頻脈、発汗、下痢、イライラ、体重減少、眼突出などです。体が異常に元気になっているので睡眠も少なくても元気であることが多いようです。甲状腺は全体的にやや大きく、腫脹してきます。血液検査で甲状腺ホルモンの高値、自己抗体の存在があれば確定診断となります。
その他にコレステロール値減少、血糖値の上昇が認められる場合もあります。この状態とは逆にホルモンの分泌が少なくなった状態を甲状腺機能低下症(橋本病)と呼びます。この病気も自己免疫疾患の一種と考えられています。

症状としては亢進症の時とは逆で、元気がなくなります。精神的にも落ち込んだ状態が続くことがあり、うつ病と診断される場合もあります。また更年期のような症状のこともありますので、このような症状・のどの違和感・のどにしこりを感じた時はお早めに御相談ください。

副甲状腺の病気

副甲状腺は通常甲状腺の両側に2個ずつ計4個存在します。その役割は副甲状腺ホルモン(PTH)と呼ばれる物質を分泌することです。PTHは全身の骨に働き骨を一部破壊し骨中のカルシウムを血液中にいれる働きをしています。


このカルシウムの調整をしている副甲状腺に腫瘍や腫脹ができるとPTHの産成、分泌が自律的に増加し、調整が効かなくなることがあります。このような状態を副甲状腺機能亢進症と言います。この状態では骨の破壊が増大し、骨粗しょう症の進行や、さまざまな骨の骨折の危険性が生じます。

健康診断でカルシウムの高値が指摘されたり、年齢相応以上の骨密度の低下(骨粗しょう症)が常に指摘されている場合や、広範な腎、尿路結石がある場合は一度副甲状腺ホルモン(PTH)を測定してみることをお勧めします。

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